ときの森の取り組み
歩こう
『歩く』が元気の
スタートラインです
楽しみながら自分で歩くことに取り組んでいます。座る、立ち上がる、そして、まず1歩。身体機能は個人差が大きいため、おひとり一人の今の状態から目標を決めて取り組みます。無理なく、注意深く取り組み、少しの進歩でも「できた」事が自信になり、積極的に「歩く」ことの継続につながります。自分で歩けることが、次のステップ「社会参加」につながり認知症予防、身体機能向上が期待できます。
健康体操
『身体機能の維持と向上そして
できる事をふやそう!
健康体操を実施しています。目標に合わせて、手足からはじめて身体全体の動きへと向上させていきます。効果的で安全な体操を取り入れ、関節の可動域を広げたり、筋力維持向上に役立っています。食事や排泄など日常動作の中で、できる事がしだいに増え、自立した生活の維持に自信がもてます。具体的にイベント参加などの目標を決め、利用者様同士が互いに楽しく励ましあえる環境も大切にしています。
トイレ上手
自分の足で
トイレに行けることは
自立した生活の第一歩
『リハパン(リハビリパンツ)ゼロ』を目指しています。トイレまでの移動ができるように、歩く訓練、定時のトイレ誘導、失禁予防体操、お尻を拭くためにはお腹の筋肉も大切です。このように排泄に必要な機能を角度を変えて、様々な方向から取組んでいます。次第にトイレに行く回数が増え、失禁がどんどん少なくなります。リハパンに頼っていた方も、自分で排泄できる事が自信回復と、意欲的な気持ちを取り戻し日常生活の質が向上していきます。
脳活
毎日いきいき暮らす秘訣は
心と頭の健康から
認知症予防のひとつとして、脳活性化を目指しています。生涯学習として「ときの森大学」の開講、楽しみのある「ときの森?楽部」「ときの森シアター」を開催しています。どの活動も強制的ではありません。手芸をしたい人、絵を描きたい人、学習したい人。各自がやりたい事に真剣に向き合い、活動の中で嬉しい、楽しい、達成感、自信などの感情を呼び覚まします。個人差はありますが、笑顔が増えた、会話に参加する、意欲的な行動、表情が豊かになったなど、良循環へ変化します。
社会参加
いくつになっても
誰かに必要とされながら
輝いて暮らす
自立からの次のステップとして、社会参加を目指しています。おひとり一人の存在価値をもう一度取り戻すことを目的に、社会の中で輝けるきっかけづくりに取組んでいます。「森のキッチン」で昼食を作ったり配膳する、手作りの品を誰かにプレゼントする、得意な庭仕事、得意な歌、誰かに声かけをしてコミュニケーションをとる。些細なことでも、何かをしてもらう側から、誰かに何かをしてあげる側へシフトします。デイサービス内の小さな社会から、地域社会へ。それぞれが必要とされ、人として輝く場所を獲得します。
誕生日会
一年に一度
誰にも訪れる特別な日
お1人ひとりの誕生日会を開催しています。一年に一度の特別な日をお祝いすることはもちろん、この一年間取組んで来た事の成果と、次の一年何を目標に取組んでいくかを発表します。日々の中で、その成果は気づきにくいけれど、1年を振り返るとがんばった成果の大きさに驚くばかりです。ご家族の心強い応援、デイサービスで共に過ごすみなさんとの支え合いや交流。ときの森のイベントに協力してくださる方々。たくさんの方々とのつながりに感謝しながら、ますますの健康と長寿をお祝いします。